かど屋特選
本加賀友禅 源氏車華紀行II 松任いち作
かど屋 特選振袖
本加賀友禅 源氏車華紀行II
松任いち作
価格:店頭発表
【加賀友禅の特徴】
加賀友禅は金沢において江戸時代前期までに完成された「加賀染」という染色技法を基に宮崎友禅斉が模様染を行ったのに始まると伝えられる。
特徴は、五彩といわれる藍、臙脂(えんじ)、黄土、草、古代紫を基調色とし、模様の外側から内側へぼかしを入れる技法が用いられるところにある。
模様は花鳥・山水など絵画的な構図が主体で、当初は一陳糊の筒引により「糊置き」されていたが、その丹念な手作りの伝統は現在も脈打っており、絢爛、優美で気品を兼ね備えている。
加賀友禅は作家自身の意匠構成により一品づつ丹精をこめ、全工程が手仕事のために、完成までに長期間を要し、その希少価値的存在が高く評価されている。
【松任いち プロフィール】
1970年 金沢美術工芸大学 工芸繊維デザイン科 卒業
1970年~1985年 テキスタイル系の会社に就職
独立し「アトリエ以知・デザインプロダクション」を設立
1985年 加賀友禅作家 大西正廣氏に師事
1996年 加賀友禅作家として独立
2018年 熱川温泉「吉祥CAREN」襖絵制作
2019年 加賀友禅師育成プログラムに参加し工房より2名の新人友禅師を輩出する
2020年 金沢市デジタル工芸展に出展
2021年 第43回伝統加賀友禅工芸展 銅賞 受賞
加賀友禅の伝統を守りながらも、現代の女性のニーズに合った作品作りを目指して活動を続けています。